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ハセガワ 1/32 Me262A-V056の製作

2001年7月 製作 松本直人

塗装考証と仕様の決定

 V056機は2パターンのレーダー搭載例があり今回は失敗型アンテナを塔載した後期型としました。 800Km/hを超えるMe262に翼断面形のアンテナを搭載した後期型はその高速からアンテナがグルグルと廻り始め全く機能しなかったそうです。 超駄作機ですね。 左主翼上面には2本の鑓型アンテナも装備、コックピット後方にはドーサルフィンも付けられノーマルMe262とはかなり違った印象を持っています。 塗装についても幾つかの特徴があります・・・@ 機体尾部テールセクションで塗り色が全く変わっている。 A 尾部右側はアンテナの起こす乱流測定の為、黒く塗られていた。 B エンジンナセル先端は銀色(生地のまま) C V056の下にV2を塗りつぶした跡がある。 D 左エルロン内側も銀色?。 E 現存するカラー写真と白黒写真を重ねて推測すると上面色はRLM74と75である。 F 各部コーションマークがあまり見られないが、塗装完了後、白黒に変換V056直下の△マークが溶け込むのを確認しコーションマークは有るものと推測した。 ・・・以上です。

脚収納庫周辺の加工

 脚収納庫の再現がキットのままでは寂しいので各種プラバンでディティールアップする事にしました。  32のMe262の弱点として主翼と胴体の取り付け強度確保が困難な点が挙げられます。 対策として主翼強度を向上させ胴体部品にもバルクヘッドを取り付けて全体の強度を向上させました。 

写真で見るMe262の出来るまで

▲白い部分はプラバンを使って追加したディティールです。 そのままでは余りにあっさりしています。

▼電装ハーネス&操舵系リンケージを付けて全体のバランスを確認

▼塗装直前のコックピット
メーターパネル&シートはコレクターズハイグレードキットの夜戦複座型から流用です。

▼脚収納庫に着色、 明るすぎるのでこの後、墨入れを強化してバランスをとりました。

▼主翼と胴体が無事接合されフィレットも付け全体をサーフェーサーでチェックしています。

塗装作業

V056のデカールが無い為、河井さんにマスキングシートを切り抜いてもらいました。

 機体色も実機カラー写真を参考にグレーバイオレット1色で塗りましたが白黒写真との辻褄が合わないのでボツ。再度塗装をやり直すはめになります。 結局4回塗りなおしました。

再塗装後、白黒に変換、これで行く!と決定した瞬間です。

完成後カラーで写すとこんな感じです。 実戦参加機ですが汚しは控えめにしています。